リフォーム会社の決め手
こんにちは、工務部の中山です。
梅雨が明けたと思ったら、容赦のない暑さの日々、先日関東では熱中症アラートが発令されふていました。
エアコン等空調を電気代がもったいないなどと言わずしっかり使用して体調管理気を付けてくださいね。
皆さん、リフォームを考えるときにどんな会社を選んだらよいか悩むかと思います。
そういった時の選択肢としてまず上がってくるのは、やっぱり金額だと思います。
色々と見積もりを取って比べたことがある方ならわかると思いますが、同じものを同じ場所に取り付けるにも
どうして値段の差が出てくるのだろうか?と……。
商品の値段は各会社さんの努力の結果だと思います。
工務の立場として絶対見てもらいたいのが工事の金額、高ければいいというものではないですが
明らかに値段が安いものは要チェックです。
どんなものを設置するにも各メーカーさんや国からの施工基準安全基準があります。
一般の方が見たらそこまでしなくても良いんじゃないの?と言われる位にしっかりした基準に昨今なってきております。
そういった基準をしっかり守るために手を抜かなければそれなりにコストはかかります。
工事代が極端に安いというのはそういう部分をコストカットしている可能性が高いということ
安全にかかわる部分は目に見えない下地の補強等の部分であるため、見た目にはわかりません。
例えば洗面所の吊戸棚を付けるとします、下地を仕込むためには、現状のクロスをはがし、石膏ボードを外し、厚みのあるベニヤ等の木材で下地を作り、クロスを張る。
ざっくりとこう言った工程が必要になります。
こうすることで、メーカーさんの指定する重さにも耐えれるようになりますし、安全に使用することができるようになります。
手抜きをするつもりならば、石膏ボードにビスを効かせるためのボードアンカーを使う等などして、一時的に固定することは可能です……が!
使用を続けて扉の開け閉めをすればいずれ振動で緩んできますし、地震の増えてる昨今万が一戸棚の下にいるときにそんなものが頭に落ちてきたりすれば大ケガや最悪命を落とすこともあり得ます。
そうなった時に、あの時あの工事費の安いリフォーム会社さんを選んだばっかりに……と言った後悔の無いような会社選びをしたいものですね。