これだけはやっておこう！エコキュートを長持ちさせるためには？
こんにちは！石ケ森です！
ブログ閲覧いただきありがとうございます！！！
前回の記事はこちらから↓
前回は異物が混じっていたり、錆が出てきたりした場合の原因や対処法についてご説明しました。
今回は、エコキュートを長持ちさせるためにこれだけはやっておきたい！というものをご紹介します。
とても簡単ですし、道具も必要なのでぜひ試してみてください。
エコキュートの寿命って？
その前にまずはエコキュートの寿命についてお話しします。
エコキュートは購入してから10～13年と言われています。
実はお客様によっては20年ずっとつかっているというかたもいっぱいいらっしゃいます。
ですのでガス、石油給湯器よりも長持ちするし安全性もあるからエコキュートにするという方が非常に増えてきています。
しかし、この10～13年というのも長持ちさせるためにやるべきことをやっているからこそなのです。
何もしていなければそれよりも早く壊れてしまうことも…
せっかくいいものなのに早く壊れてしまってはお金もかかるしお湯がつかえない時間も出てくるしいいことなしです。
ですので長持ちさせる方法をしりましょう！
長持ちさせるためには？
ここからが本題になります。
長持ちさせるためには簡単に言えば「メンテナンス」をすることです。
このメンテナンスの1部が前回の記事の内容になっております。
だけどドライバー使ってやったりとかめんどくさい…
いちいち覚えてられないし…
と思いの方。今まで私が点検に言ったときにエコキュートを持っている方は全員そのようにお話しされていました。
ですのでこれだけは覚えてほしいというものがあります！
それは「減圧弁レバーの操作」です。
なんじゃそりゃという方に次から解説させて頂きます！
減圧弁とは？
減圧弁とは、エコキュートのタンク内にある圧力を調整、減圧する役割を持っています。
どういうことかというとたとえばヤカンで言うと沸騰すると蒸気がにげていきますよね？
↑イメージです
エコキュート内でも同じように水をお湯に変えるため沸騰させます。
その沸騰した際に出てくる蒸気や圧力を逃がすために減圧弁というものが内蔵されています。
では、もしこの減圧弁が壊れるとどうなると思いますか？
ヒントは壊れる＝圧力や蒸気を逃がせない、ふたをしている状態になります。
想像できましたか？
壊れてしまうと一大事なんです！
ではここを壊れないようにするためにはどうすればいいのでしょう？
減圧弁は減圧弁レバーを動かす！！！
エコキュートのタンク部分をみてみると最上部と中段あたりにふたのようなものがついているかと思います。
↑こんな感じですね！メーカーや購入時期によって配置は違います。
この最上部のふたを開けると減圧弁のレバーが出てきます。
↑指差ししている白い部分が減圧弁レバーです。
これを押すもしくは上げると減圧されます。
これをするだけでOKです！！！
は？何言ってんの？という方にもう少し詳しくお話しします…
そもそも減圧弁が壊れる理由で1番多いのは「減圧弁が固まってしまうこと」なんです。
固まる原因として「カルキやカルシウムといった固まる、固める物質の付着」なんです。
減圧弁は上記の通り圧力や蒸気をにがすための役割をもっているため
圧がかかっていなかったりすれば基本はふたをされている状態です。
つまりこちらがなにかしなくても自動でふたの開け閉めがされている状態なんです。
このふたの開け閉めができているか確認できるのがこの減圧弁レバーなのです。
いい時と悪い時の判断は？
この減圧弁レバーを操作すると確認できるとお話ししましたが、じゃあどうなればいいのかお話しします。
良い場合
①減圧弁レバーが動く（押せるかつ引ける）
②減圧弁レバーが引っかかりなく動く
③動かした際に排水される音がする。
上記内容になっていればまず大丈夫でしょう。
逆を言うとこれらが該当しない場合は減圧弁がまずいかもしれません。
以前エコキュートを8年使って1度も点検していないというお客様宅にいき点検したところ、
レバーは動くが引っかかりが非常に多かったです。
何回も操作していくぶんかよくなりましたが交換が近いかも？というところがありました。
なぜここまで減圧弁についてお話しするかというと
エコキュートの故障率No1だからです。
正直エコキュートの点検をしている家庭は100件あって1件あればいいほうです。
それだけエコキュートの点検は持ち主のほうでやりません。
だからこそ知らずに放置して壊れてしまうということがあるんです。
ですので皆様これだけは必ずやるようにしてください。
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