新しい屋根材 リコロニー#kmew デメリット
こんにちは、森田です。
ぽかぽか暖かくなってより春を感じますね。
花粉もより一層強力になってきているのも春の訪れとして感じますね。(艸゚ii゚`) ズルッ
さて!本日は間が開いてしまいましたが、リコロニーのデメリットを紹介します。
リコロニーは低コストで屋根の美観を整えられる新素材と紹介してますが、
良いことばかりではなくデメリットもあります。
中でも一番大事なのは施工をしても防水性は改善しない可能性があることです。
リコロニーの商品説明資料でも「リコロニーによるリフォームでは防水性の改善はできません」と明確に記されています。
つまり、雨漏りを改善させたり、屋根の機能を長寿命化させたりする機能はあまり期待できません。
これまでの屋根カバー工法とは実現できる目的が全く異なります。
あくまで古い屋根の表面を覆い隠すだけであり、既存の屋根材の下にある傷んだ防水シートはそのまま残ることです。
これでは屋根材の隙間から浸入した雨水が建物の中に入り込むのを防ぐことは変わらず、そのための防水機能も変わりません。
もちろん、防水シートの寿命が延命されるといったことも期待できません。
また屋根工事なのでカバー工法に比べたら低コストではありますが簡単に出せる金額ではないので
先ほど述べたように防水機能が復活するわけではなく(現状の経年劣化した防水機能のまま)、耐風性能も既存のコロニアルに依存するため、結果的にコストに見合った費用対効果が得られない事態になる可能性があります。
メリットだけをみるととても魅力的な面もありますがちゃんと状況によって施工方法の診断が必要ということがわかります。
物事メリットのみに着目するのではなくデメリットも考えて自分の家に合った提案をしていくのがリフォームだと考えます。
リコロニーのことももっと聞いてみたいなど相談いつでもお待ちしております。