【寒暖差だけで!?】山梨で壁紙リフォームするときの注意点!
こんにちは!
ブログ閲覧いただきありがとうございます!!!
お客様からこういった声を頂きます。
「壁紙に線が入ってきて・・・」
「なんか縦に割れているのがあって・・・」
新築やリフォームをして数年たつと壁紙が割れてくることが稀に有ります。
初めて新築やリフォームをしたお客様からすると施工不良なのでは?と思う方もいらっしゃると思います。
しかし、その原因は施工不良とは限りません。
素材や場所によってひび割れが起こりやすくなることもあります。
今回は壁紙の「割れ」についてお話したいと思います
ひび割れが起こりやすい素材
多く普及している壁紙には「ポリ塩化ビニール(以下塩ビで記載)」を使われています。
この塩ビには寒暖差で伸び縮みするという性質があります。
そのため、特に寒暖差の激しく、繰り返し続く期間が長い山梨だと
新築やリフォームをするとひび割れが起こりやすくなってしまいます。
また、天候だけでなくエアコンで急激に温めたり冷やしたりすると同じくひび割れを起こす原因となってしまいます。
ひび割れが起こりやすい場所
次にひび割れが起こりやすい場所についてお話しします。
1番ひび割れが起こりやすい場所は壁紙同士のスキマとドアやサッシの周りです。
お客様がよく壁紙に線が入っているというのは大体このあたりであることが非常に多いです。
実際に新築やリフォームしていただいたお客様のお家に点検に行くと上記のような場所でひび割れが起こっています。
ひび割れの原因
ではここでひび割れが起こる原因と起こりうることをご紹介していきます。
①柱や梁の動き
木は乾燥や湿気などで程度の差はありますが、施工後も柱や梁が僅かに動きます。
木造住宅ですと、木が動くことで施工完了後1~2年の間はひび割れが懸念されます。
例えばですが山梨だとたまに強風が吹いてサッシがガタガタなったりいかにも家が揺れている経験ありませんか?
そういったことはもちろん、普通に生活していても気づかない程度には家が揺れています。
無垢材はもちろん、集成材の場合でも実は柱や梁が動いています。
ですので、1~2年待ってみてもひび割れが起こり続けるということであれば1度建築した会社に相談してみてください。
②壁下地のトラブル
壁紙を貼る際の下地は石膏ボード、合板、コンクリート様々あります。
石膏ボードの場合、他と比べ揺れに弱いのでそこから割れてくることはあります。
コンクリートは最初は大丈夫ですが、経年劣化により年数がたつごとに割れやすくなってきますのでご注意ください。
③クロスの縮み
塩ビに関してですが先ほどお話ししたように寒暖差によって伸縮します。
最初の方にもお話しましたが山梨は寒暖差が全国TOPレベルで激しいので特に影響を受けます。
1~2年ほど伸縮が繰り返され、徐々に隙間が広がっていきます。
ですので、1~2年ほど経ってからスキマをなくすようにするといいかもしれません。
④ドアやサッシの開閉による振動
ドアやサッシまわりは揺れや振動が積み重なり、ひび割れしやすいといわれています。
ドアなどに限らず車の通りの多い道路の近くに建物がある場合、
車が通る度に建物が振動がすることでわずかなねじれ・ズレが生じ、ひび割れにつながる場合があります。
その他に壁や天井の境目は、お互いの揺れや動きが異なるためすき間が広がりやすく、ひび割れになりやすいです。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
新築やリフォームした時にひび割れが起こる原因は様々です。
初めての新築、リフォームで気になる方もいらっしゃるかと思いますが、
もし上記のような場合は少し期間を置いてみると収まるかもしれません!
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