【山梨×リフォーム】トイレ便器素材:各メーカー別の特徴は?
こんにちは。
前回に引き続き「トイレ便器の素材→“陶器”と“樹脂”のそれぞれの特徴」について、さらに細かく「各有名メーカーごとの便器素材の特徴」に注目して書いてみたいと思います。
目次
前回のおさらい(陶器VS樹脂)
トイレの便器の言えば、まず思い浮かぶのが陶器(とうき)。
そして便器は勿論、洗面台のボールなど陶器に変わり、新しい素材として注目されてる樹脂(じゅし)について簡単に前回のおさらいです。
①陶器
便器と言えばコレ!って感じの陶器。
・日本を代表する2大メーカーTOTOとLIXIL(の前身INAX)はもともと陶磁器の会社だった。
・表面がツルツルで、水となじみやすく汚れが落ちやすい。
・硬く頑丈であるため壊れにくく長持ちする。
といった特徴やメリットが陶器製便器にはあります。
それでは樹脂はどうでしょうか。
②樹脂
ここでいう樹脂とは、いわゆるプラスチック(合成樹脂)の事だと思ってください。
・陶器とは逆に撥水性(はっすいせい/水を良くはじく)にすぐれ水垢(みずあか/さぼったリング←分かります?)が付きにくい。
・陶器に比べ軽く、運搬などが楽(お客様には関係ないかもしれませんが)。
・最近注目されてる人気商品が樹脂製である。
と樹脂製便器については書きました。
各有名メーカー別の特徴
各メーカーごとの特徴にはどういったものがあるのでしょう。
今回取り上げるメーカーは①最も有名と言っても異論は無いでしょう「TOTO(トートー)」②それに次ぐ知名度を誇る「LIXIL(リクシル)」③電化製品のイメージが強い“日本を代表する企業”であり勿論世界的にも有名な「パナソニック」の3大メーカーについて見て行きます。
①TOTO(セフィオンテクト/陶器)
まずは「TOTO」。
素材は当然陶器です。
TOTOには「セフィオンテクト」という独自の技術を使った便器があります。
そのセフィオンテクトとは「表面に純度の高いガラス質を1200度の高温で焼き付け100万分の1mmの
ナノレベルで平滑(へいかつ/デコボコが無い・なめらか)に仕上げる」技術だそうで(もはや何を言ってるのか分かりませんが)とりあえず「ただでさえ表面がツルツルでなめらかに見える陶器製便器」を「“肉眼では判別出来ない”どころか“菌さえ入り込めない”レベル(←当ブログではコレをナノレベルとします!)」で凹凸(デコボコ)を無くし、汚れが付きにくく(汚れが引っかかりにくく)したもの「それがセフィオンテクトです!(としておきましょう・・・)」。
②LIXIL(アクアセラミック/陶器)
お次はLIXL(INAX)。
素材はこちらも陶器。
「アクアセラミック」とはLIXILが開発した新素材の事。
ちなみに「アクア(AQUA)」とはラテン語(昔のヨーロッパ語)で“水”の事で「セラミック」については簡単に陶磁器(焼き物)としておきましょう(実際は“窯業製品/ようぎょうせいひん”の事で“窯/かま”で作られる物の総称→ガラスやセメントも含む)。
陶器製便器の特徴である「親水性(しんすいせい)の良さ/水になじみやすい・水にぬれやすい」による“汚物”汚れの付きにくさや落ちやすさに加え、弱点だった“水垢(みずあか)”汚れの付きやすさも同時に防ぐべく開発されたそう。
あと表面が硬く(ただでさえ硬いとは思いますが更に硬いという事でしょう)傷が付きにくい特徴もあるみたいです。
(メーカーさん曰く)アクアセラミックとは「トイレの汚れの主な原因である①表面のキズ②細菌の繁殖③汚物の付着(物が他の物の表面にくっつく)④水アカの固着(固く、くっつく)の4種類すべてに対応する世界発の技術」です!
③パナソニック(スゴピカ素材/有機ガラス系・樹脂)
最後はパナソニック。
素材は樹脂(いわゆるプラスチック)です。
「スゴピカ素材」とはパナソニックが独自開発した有機ガラス系新素材。
「アラウーノ」という人気商品で採用されています(アラウーノについてはいずれまた)。
ちなみに「有機ガラス」とは(皆様ご覧になったことがあると思いますが)透明なプラスチックで出来たガラスだと思ってください(もちろんトイレは透明ではありません)。
「便器がプラスチックって大丈夫かなぁ?」と思いの方も多でしょう。
ところがどっこい!この素材(スゴピカ素材と同じもの)は「水族館の水槽や航空機の窓にも使用されている」そう。
という事は「頑丈さ」に関しては問題なさそう(とんでもない水圧やら気圧やら何やらに耐えられるという事)。
メーカーさんの説明にも「割れ・ヒビ・キズに強い」と書いてあります(とはいえ清掃時の研磨剤使用などしない方が良いそう)。
お手入れに関しては「陶器と違い撥水性が良く水をよくはじく為、ヌメリや黒ずみの原因となる水垢が付きにくい」というメリットがあります。
もう一つ「陶器(焼き物)では出来ない精密(ミリ単位)の生産(デザイン)が可能」な為、お手入れのしやすい独自の形状が実現できたそうです。
以上「トイレ便器素材:各メーカー別の特徴」についてでした。
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