雨漏りは段階的に起こるものですが、初期症状に気づかずに家に大きな傷みを与えることが多いです。

ひどい雨漏りに発展すると、家の寿命も縮めてしまいます。それに、補修範囲も大きくなり、時間もコストもかかってしまうことになるでしょう。

今回は、雨漏りの起こり方や初期症状のお話をしていきます。

雨漏りの初期症状ってどんなものがある？

室内でポタポタと水が垂れる状態なら、すでに雨漏りが結構進行しているかもしれません。

できるだけ、初期症状の頃に雨漏りを見つけて修繕範囲をおさえたいですよね。

ポタポタ水漏れしていないお住まいの場合でも、まずは室内をチェックしてみてください。

・天井や壁のクロスに黒い染みがある

・部屋にカビが生えている

・天井や壁が部分的に膨らんでいる

・クロスに一部剥がれが見られる

・窓周辺に雨染みのようなものがある

などが見つかれば、もしかしたら雨漏りの初期症状かもしれません。

また、外観もチェックしましょう。

雨漏りのサインとして、

・屋根材の破損箇所がある

・漆喰が浮いている

・外壁にひび割れが起こっている

・コーキングが劣化してひび割れている

などの症状もあります。

「雨漏りなのだろうか？」という疑問、「自分ではよくチェックできない」と不安も多いでしょう。山梨のミスターデイクでは、屋根や外壁の点検も行っています。

雨漏りにご不安を抱えている方は、ぜひご相談ください。

雨漏り放置は絶対NG。その理由をご紹介

雨漏りとは言っても「ポタポタ水が垂れる」ものから、「黒い染みが見える」というものまでさまざま。

水が染み出てくる雨漏りは、雨降りのたびに目に見えて分かるので大慌て。

でも、雨の日以外には何事も起こらないため、ついつい“様子見”と言って放置してしまうケースもあるでしょう。

でも、雨漏りを見つけたなら放置は厳禁です。その理由をいくつかピックアップしてみました。

カビの発生で健康を害する

雨漏りが起こると室内に湿気が溜まり、カビが発生します。

カビは見た目が悪いものですが、健康面に大きな影響を及ぼす原因になります。空中に舞っている“カビの胞子”は、鼻づまりやくしゃみなどのアレルギー反応や、吸い込んでしまって呼吸器に問題を起こすケースもあるのです。

特に、免疫が低めの子供や高齢の方はカビが健康を害するので心配です。

建物内部で腐食が進行…耐震性が劣るリスク

すでに室内にまで“雨漏りの痕跡”があるなら、屋外から室内まで雨の通り道が出来ていることに…。

本来、建物を支えるはずの柱や壁、床などが雨水の浸透で腐食が進みます。

腐った木材はとてももろく、家の耐震性・耐久性にも大きく関わるでしょう。

湿気好きのシロアリのターゲットに…

屋根や外壁からの雨漏りは、雨が入り込んで水分が木材に浸透していきます。建物の内部の木材は乾きづらく、いずれその水分は家の下部分にまで届くことになるでしょう。

すると、湿気を好むシロアリのターゲットになるリスクが急激に高まります。

シロアリ被害はとても恐ろしく、シロアリが食べた後の木材はスカスカで“もろい”です。

放置する期間が長いほどシロアリ被害もとても深刻。地震になったら怖いばかりか、補修費用も莫大になるでしょう。

山梨のミスターデイクにも、「雨漏りでシロアリが心配」というご相談をいただくことがあります。ご不安なときは、まずはご相談ください。

漏電による火災の恐れ

本来、電気配線は“絶縁”という処理がされているため、電気は決まった回路だけしか通らないものです。ただ、雨漏りによって水が入り込むことで回路以外の部分に“電気が漏れる”ことも…。

火災が起こる可能性も高まるでしょう。

それに、家電やコンセントなど「水濡れ厳禁」のものに水が入り込むのは感電のリスクもあるのです。

雨が降るたびに不安になる

雨漏りすると自然に直るわけではないため、一時的に「雨漏りが直った…？」ように思えても、実際は雨が入り込んでいる状態です。

雨量や風の強さなどでも雨がどのように浸入するか変わり、雨が降るたびに不安になるでしょう。

家の寿命も縮まるうえ、健康を害する恐れもあります。

放置期間が長引くほどに補修箇所も大きくなり、修理費用も高くなるのです。

まとめ～原因に合わせて対処をすることが大事

雨漏りはできる限り早く見つけて補修することで、被害範囲をおさえられます。雨漏りは初期症状の頃に何らかのサインを出していることも多いので、日ごろの点検も大切です。

雨漏り発生箇所はひとつではありません。だからこそ、正しい点検をして雨漏りを見逃さず、状況に合わせた雨漏り対策が必要です。雨漏り原因は多岐にわたるので専門家に相談しましょう。

山梨のミスターデイクでも、雨漏りに関するお問い合わせを受けつけております。

雨漏りが起こっているかもしれないという方はもちろん、「しばらく家の点検をしていない」「そういえば部屋にカビが見られるようになった」というご相談もお任せください。