[山梨]太陽光発電 発電量低下するパターン 層間剝離など
皆様いつも大変お世話になっております、ワンスでバニーズの 大竹です。
私自身が、30年前に踊っていたニュージャックスイングをメインのコンセプトにして日本デビューするとは…なかなか素晴らしいです、ニュジ!
さて!題名の通り、太陽光発電の発電量低下のお話です。
太陽光発電モジュールは1984年制のものが、25年経過時点で発電量は8割以上を維持していたという情報が御座います。
その後、多結晶型のモジュールが単結晶型のモジュールに変化していき
30年経過後でも、発電力低下が5%程度を予想されているメーカーも多数。
メーカーの発電保証が25年ついているメーカーがほとんどになっているのが現在です。
太陽光発電のモジュールに関しては、30年以上は問題なく利用できる。
むしろ40年~50年平気なんじゃないか?といわれるぐらいに高耐候となっています。
ですが…
残念ながら、一部のメーカーのモジュールにおいては
発電低下、発電不良を起こしています。
最近、たまにいただくご相談に「最近発電量が減ってきたので、診てほしい」というお声掛けが御座います。
たいていの場合は、パワーコンディショナーの不良を疑うところですが、某メーカーのパターンはパワコンが原因ではありません…モジュールの問題なんです!
症状として…
パワコンが不良の場合は → 発電量が低下ではなく、発電量がゼロ!ということのほうが多いです。パワコンそのものの電源が入らないというようなケースです。
発電量が低下 → 各ストリング(回路)ごとの電圧を測ってみると、ちゃんと電圧が来ています。 → あーモジュールは安心!なんて思うと大間違い!
各回路ごとのパワコンへの接続スイッチをONにして、もう一度電圧をはかると?あら不思議! → 電圧が思いっきり低下!
これは、モジュールのほうに問題が起こっていると起こる現象で、パワーコンディショナー買い換えても、発電電圧はもとには戻りません。
モジュールを取り替えないと、元には戻らない。
となるわけですが、ほとんどの場合古すぎて、当時のものは既に無くなっています。
代わりのモジュールをつけるとなると、電圧が合いにくいうえに、そもそも設置スペースがない!ということになります。
既存のパネルを外して、新しいモジュールをつける?
→ それだけの費用をかけても、売電価格は最初に設置した価格になります。
結論を言うと、費用をかけるだけの価値がそこまでないのです。
よって、低下している回路を、OFFにして残っている回路だけ働かせたほうが、発電量は増える結果になります。
救われない話ですが、パワーコンディショナーを買い替えればいいという話でもないということだけ伝われば、うれしいなあというお話でした。とっぴんぱらりのぷう