[山梨×節電対策]電気代が高騰…節電に繋がるリフォームとは?
国のお金が廃止になり電気代高騰のニュースを見聞きするようになってきましたね。
経済産業省のHPによると電気・ガス価格激変緩和対策は2024年5月使用分までで終了しており、酷暑乗り切り緊急支援として2024年8月~10月使用分までは国の補助が受けられるようです。
参考:経済産業省HPより
https://denkigas-gekihenkanwa.go.jp/
国の支援がなくなって電気代があがるのは不安ですよね。夏に暑くても、エアコンを節約したいと考える方もいるでしょう。
ただ、「エアコンを使う=電気代があがる」とは一概に言えません。住まいの断熱性が良くてエアコン効率が良ければ、電気代をおさえられるケースもあります。
今回は、毎年やってくる夏のお悩みと、節電に繋がるリフォームについてお話していきます。
目次
夏のお悩みはこんなにある
まずは、夏の住まいについてのお悩みを見ていきましょう。
お悩み事例①:室内で熱中症になってしまった、熱中症になりそう
電気代が気になると暑いのを我慢して、「エアコンはつけないで扇風機にする」「窓を全開にしておけばいいだろう」「エアコンはつけるけれど弱にする」とエアコンを節約したくなる方もいるかもしれません。
でも、それが原因でお部屋の温度があがり、室内で熱中症になる方は多いです。特に、体温のコントロールをしづらい体質の高齢者や赤ちゃん、ワンちゃん・猫ちゃんは熱中症のリスクがあります。
熱中症は、脱水症状による発熱や、悪化すると入院しなければならないことも…。電気代を節約しても逆に辛い思いをするのは避けたいですよね。
ただ、断熱性が高い家なら、同じ気温でも室内が急激に暑くなりづらく、熱中症のリスクも減らせます。
たとえば、夏日・真夏日と言われる日にはエアコンをガンガンつけたくなりますが、断熱性が良い家はエアコンの設定温度が高めでも室内は不快にならないでしょう。
お悩み事例②:子供やペットのために夏はエアコンをつけっぱなし…。電気代は大丈夫?
電気代は高くても、子供やペットがいると昼も夜もエアコンをつけっぱなし…という方もいるのではないでしょうか。
「消すと暑い」「風量を下げると暑い」というお悩みから、つけっぱなしという選択をすることもあるかもしれません。電気代のことは心配になりますよね。
エアコンをつけているのに効いている気がしないのは、もしかしたら断熱性が悪いのかもしれません。エアコンで涼しくしているのに、それ以上に開口部から外の暑さが入っていることがあります。
つまり、お部屋を涼しくしようとエアコンは一生懸命稼働するのですが、暑い空気が入ってくるのでエアコンは“働き過ぎ状態”に…。涼しくしようと頑張っているのに、外の暑さが流入しているので、エアコン自体にも負荷がかかるうえ、電気代もかかります。
エアコンの効率を高めるには、住まいの断熱性がカギをにぎります。
夏の熱中症は外だけじゃない
暑さで体調を崩すことを今は「熱中症」と言いますが、昔は“日射病”とよく呼ばれていました。夏の炎天下にいて具合を悪くしたときは「日射病かな」ということも少なくありませんでした。
ただ、昔の概念では熱射病は外で起こるものでした。今のように、室内で体調を悪化させることは昔は深刻視されていなかったのです。
現代では室内で熱中症にあるのはよくあることで、実際に全体の半数近くが、家の中で熱中症になっています。7月、8月には気温が30℃超え、今や35℃超えも珍しくない日本の夏…山梨も暑いですよね。
「災害レベルの暑さ」でエアコンを我慢するのは危険です。
断熱性を高めるには「窓」の性能をあげる
家のなかで熱中症が起きる原因は「部屋が暑い」というものです。
家の開口部からは外気の熱が入りこむものですが、断熱性が悪いとエアコンしているのに涼しくなりません。電気代も高くなるでしょう。
そんな悪循環を防ぐためには、断熱性を高める窓リフォームが効果的です。
「断熱性を高める=外の暑さが入りにくくする」で冷房時に涼しさを保つことが可能です。断熱性が良くなるとエアコン効率も高まり、結果的に節電にもなります。
山梨のミスターデイクでも「窓のリフォームをしてみたい」「玄関ドアを交換すると暑さが軽減できる?」といった断熱性に関するご相談が増えてきました。
実際に施工された方々からは、「エアコンの効きがよくなった気がする」という喜びの声も届いています。熱中症のリスクも減らせて電気代も工事前よりも節約できるかもしれません。
「窓リフォームは費用が高いのでは…?」と気にされる方もいますが、断熱性を高める工事として補助金制度もございます。補助金を賢くつかって、快適な住まいづくりをしてみませんか。
まとめ
窓のリフォームは難しくありません。いろいろと方法はありますが、内側に窓をプラスする“内窓取付”という方法もあります。山梨のミスターデイクでも内窓取付のご相談をよくいただきますが、補助金活用で家じゅうを全部リフォームする方もいらっしゃいます。
夜間の就寝中も熱中症のリスクがあるので、日中家族が過ごすリビングだけでなく、それぞれのお部屋も断熱性を高めたいですよね。
電気代を節約でき、家族が具合を悪くするのも防げます。また、夏の熱中症対策だけでなく、冬の暖房効率もあがります。