[山梨×ユニットバス]浴槽の素材によって何が異なるの?お風呂の代表的な材質を解説します
はじめに
こんにちは!二児の主婦のしずくちゃんです☃
いつもご閲覧ありがとうございます。
お風呂に浸かって温まる時間が楽しみになる季節がやってきましたね。色やデザインのバリエーションが豊富なユニットバスは、リフォームによって視覚的にもリラックス効果が生まれます。清潔感のある新しい浴室は、家族みんながホッと和める空間にできるでしょう。リフォームする際は、“浴槽の素材”にも着目してみてください。
素材ごとに特徴も異なるので、見た目やお手入れ面などメリット・デメリットもふまえて選ぶことが大事です。
素材の種類
それぞれの素材のメリット・デメリットをみてみましょう!
幅広く流通している「FRP」
最も流通量が多いのが「FRP」という素材です。
FRPは「ガラス繊維強化プラスチック」の略称。軽量の樹脂で、ソフトな感触、肌ざわりが適度に良いのが特徴です。
「よく選ばれる=需要がある」ことから、色・デザイン・サイズのバリエーションが多く、好みのものが選べるでしょう。
価格的にもお手頃で人気がある素材です。一方、FRPのデメリットとして「汚れが付着しやすい」という点を挙げることができます。はじめのうちは汚れ防止のコーティングの効果でそれほど汚れが気になりませんが、年数が経つにつれてコーティング効果も失われ「汚れの付着」が気になることもあります。
ただ、日常的に丁寧にお手入れできていれば、それほど気にすることはないかもしれません。汚れが目立たない色を選びつつ、毎日のお手入れを徹底することに注意しましょう。
ちょっと高級感がある「人造大理石」
天然の大理石のような風合い、高級感を楽しめるのが人造大理石の素材です。
人造大理石の浴槽は、FRPと比べて汚れが付着しづらくお手入れもしやすく衛生的。美しい見た目で肌ざわりが良いのが特徴です。
大きく分けると「アクリル系」「ポリエステル系」の2つのタイプがありますが、アクリル人造大理石の方が価格的には高め。その分、滑らかで光沢が感じられます。人造大理石は汚れにくいうえ、丈夫で耐久性も高いです。しかし、天然の大理石を含むため、変色のリスクから市販の入浴剤の成分によっては使えないことがあります。
保温効果が高い「ホーロー」
金属質に“ガラス”を表面に施して仕上げた「ホーロー」は、耐熱性が高いという特徴があります。ガラス質でなめらかな感じ、肌触りも良い素材です。保温性があって、お手入れしやすい点もメリットと言えるでしょう。ただ、表面の“ガラス質”が剥がれると錆びるリスクが高まります。傷つけないように取扱には十分な注意が必要です。
一般的なFRP素材の浴槽よりは、ホーローは高価格です。そのため、価格重視の人にはあまり向いていない素材と言えるかもしれません。また、重量があるので2階に設置すると躯体の強度が不安です。リフォームの場合は、1階の浴室に設置するのがおすすめです。
キズに強い「ステンレス」
ステンレスは、キッチンに使われることでもおなじみですよね。
昔ながらの在来工法の浴室でもよく見かけるステンレス素材ですが、ユニットバスの浴槽として取り扱っているメーカーもあります。保温性が高い点が注目されています。
金属素材ですから表面が劣化しづらく、万が一、何かを落としても穴があく心配もありません。耐久性の高さから、長く使いたい人にもおすすめできる素材です。日常的なお手入れによって衛生的に保てます。一方で、肌ざわりをネックに感じている人もいます。金属独特の素材感があり、肌に触れたときの感覚が好きではないという方もいるかもしれません。
昔ながらのお風呂でよく見かける素材のため、浴室リフォームをしてもおしゃれな雰囲気があまり感じられない可能性もあります。
ただ、浴室の壁や床を白くして明るい雰囲気を演出できれば、古い浴室よりもおしゃれなデザインにすることは可能です。
まとめ
代表的な4つの素材についてまとめてみました。
ユニットバスのリフォームをする際、どちらかというと「浴槽のカタチ」「壁の色」「床のデザイン」「シャワーヘッド」など全体的な見た目を重視する人も多いのかもしれません。でも、素材によっても「肌に触れたときの感覚」や「汚れのつきやすさ」などが若干異なってくるため、素材ごとの特徴をおさえておくことをおすすめします。
ミスターデイクでも「どんな素材を選ぶべき?」「予算にあったユニットバスを選びたい」といったご相談をお受けしています。気になる点がございましたらお気軽にお問い合わせくださいね。