[山梨×給湯器]エラーコードが出た。給湯器壊れたの?
目次
はじめに
いつもご閲覧ありがとうございます。
お湯が出ない、なんだかニオイがする・・・など、給湯器の異変には慌てますよね。まずは落ち着いてエラーコードをチェックしてみましょう。エラーコードはいくつもあり、ひとつひとつ記憶しておくのは難しいものです。しかも、石油やガス、メーカーによっても異なります。
今回は、よくあるエラーコードを抜粋していくつかご紹介します。
石油給湯器
まずは石油給湯器でよくあるエラーコードです。
「710」「71」
710や71というエラーコードは、燃焼制御回路、電磁弁駆動回路、電子ユニットなどの異常により表示されます。石油給湯器だけでなく、ガス給湯器にも見られるエラーコードです。
このエラーが出ると、お湯が出ない、給湯器が動かないなどの症状が起こります。
コンセントを抜いてリセットすると改善できることもありますが、給湯器内部の部品の不具合が起こっている可能性もあります。
また、煙や焦げ臭さがあるときは危ないので業者に連絡をしましょう。
ミスターデイクでも、エラーコードのご相談をお受けしています。ご不安な点がありましたらお気軽にお問い合わせください。
「110」
点火不良で110というエラーコードが出ます。考えられる主な原因は「灯油切れ」。110というエラーコードが出たら、まずは灯油をチェックしてみましょう。また、部品の劣化で110というエラーが出ることもあります。
ガス給湯器
次は、ガス給湯器のエラーコードについて見てみましょう。
「290」
エコジョーズなどの省エネタイプの給湯器では、お湯が燃焼する時に「ドレン水」という酸性の水が発生します。その水は“中和器”を通過して中性の水となり、それを排出する仕組みです。
290というエラーコードは、何らかの理由で「ドレン水が排水されない」という不具合で表示されます。290が出るとお湯が使えません。
配管の詰まりや中和器の不具合、寒い冬なら凍結の可能性もあります。
「電源の入れ直し」「配管のゴミの除去」などで直るときもあるのですが、中和器の汚れは内部のことなのでご自身での対応は難しいです。
「920」「930」
エコジョーズの“中和器”に関する不具合が起こると、920、あるいは930というエラーコードが出ることがあります。
ノーリツ、リンナイ、パロマなどでは、920が出ると寿命に近づいていることをお知らせしています。
「エラーが出たから危険…!」という表示ではなく、「寿命ですよ」というお知らせなので、お湯は出ます。
でも、それを放置すると次第に使えなくなります。すると930というエラーコードが出てきます。これは、“中和器”の寿命がきた、すでに中和器が使えないエラーです。こうなると、給湯器を使えないので大変不便です。
そのため、920が出たタイミングで修理や交換をした方がいいでしょう。
「111」「11」
111や11というエラーコードは、点火不良によるものです。
考えられるのは「湿気等で一時的に点火できない」「ガスが供給されていない」などです。地震や台風、豪雨などでガスが供給されないときもこの表示が出ます。プロパンガスなら、ガス切れの可能性もあるでしょう。
また、長くガスを使っていると安全装置が作動してガスが遮断されたとき、部品が破損したなどでこのエラーコードが出ることもあります。
メーカーによっても異なるエラーコード
エラーコードは、「ガス・石油・エコキュート」のどれか、またメーカーによってもエラーコードの種類や意味は異なります。
急に、エラーコードが出て給湯器が使えないと焦ってしまうものですが、まずは落ち着いて説明書を読んでみましょう。
また、給湯器から煙やニオイなどが発生しているときなど「自分では対応できない」と感じた際は業者に相談することも大事です。
問い合わせの際のポイント
メーカーや業者に問い合わせをする際は、給湯器メーカーや型番、エラーコード、いつから症状があるかなどを伝えなければなりません。
電話をかける前に、これらの情報をまとめてメモしておくと問い合わせがスムーズです。
まとめ
寒くなると給湯器のトラブルが増えます。
給湯器の故障は、何の前触れもなく突然のように起こることも多いです。
突然、「給湯器のお湯が出ない!」となると、本当に焦るものです。しかも、煙やニオイをともなっていると、どうしたらいいか迷うでしょう。
それに、すぐに復旧できないとお湯が使えず不便です。
特に、10年近く経過した給湯器はエラーが起こりやすいでしょう。給湯器は毎日のように使うもので、10年近く経つとどうしても不具合が起こりやすくなっています。
急に壊れて焦るよりも、年数が経った給湯器は交換しませんか?
ミスターデイクでも、給湯器のご相談をお受けしています。「そろそろ10年近いから給湯器が不安」「最近、異音がするけど大丈夫かな?」といった気になる疑問や不安などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
