はじめに

いつもご閲覧ありがとうございます。

侵入者の半数以上は、窓からの侵入と言われています。

カギの締め忘れだけでなく、施錠している場合でも“ガラス破り”という方法で入られるリスクがあります。

基本的な防犯対策としては「カギをかけること」。ただ、実は昔の窓ガラスには今のカギと比べると防犯性が低いのです。

今回は、古い窓ガラスのリフォームで防犯性能を高められることについてお話していきます

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侵入者は留守中だけでなく在宅中に入ることも

かつては、「インターホン押して留守を確認」「窓の外から様子をうかがう」など、留守を狙う“空き巣”が多かったです。

ただ、近年では、家の人が在宅なのに侵入するケースも増えてきました。「家のなかで施錠をしているから安心」とは確実には言えず、“侵入されづらくする”という防犯対策はとても重要です。

侵入者の入り口とは

半数以上の侵入犯が窓ガラスからです。

ガラスを割って入る、鍵の締め忘れの窓から入るなど、そのほか玄関のピッキングでも入られることがあります。

古い住宅の窓ガラスの危険ポイント

最近の窓は防犯性も工夫され、古い窓ガラスよりも安全に作られています。窓の防犯性を高めたいと、窓リフォームする方も増えてきました。

それでは、古い窓ガラスの危険ポイントについてご紹介します。

クレセント錠

かつての主流は「クレセント錠」の窓ガラスでした。

三日月（クレセント）の形をしたカギを回して施錠するタイプです。

築年数が古く、施工時からの窓をそのまま使っているケースでは、このクレセント錠の窓ガラスかもしれません。「クレセント錠は防犯性が低い」と言われているのは、外から鍵の位置が丸見えで開けられやすいからです。侵入者が「カギの周りのガラスを割る⇒開ける」が簡単です。

時間をかけずに入れるので、侵入者にとって入りやすい、防犯性の低い窓なのです。

ガラスが薄くて簡単に割れる

泥棒は数分以内に侵入できなければ諦めると言われています。しかし、昔のガラスは薄く、割るのが簡単です。さらにクレセント錠でカギの位置も開け方も分かるので、簡単に窓ガラスをスライドされて侵入されてしまいます。

防犯性に効果がある最近の窓

ミスターデイクにも「防犯性の高い窓にリフォームしたい」というご相談をいただくことがあります。

最近の防犯性の高い窓ガラスの特徴を見ていきましょう。

クレセント錠+ロック+補助錠

今でもクレセント錠の窓はありますが、昔よりと比べて防犯性が高まっています。

クレセント錠に加えて「クレセントロック」。さらには、下部に「外からは見えない補助錠」がついたものもあります。たとえ、錠を開けようとガラスを割られても補助錠のおかげで開けづらい構造になっています。

“戸先錠”の窓とは？

YKKの商品で、「戸先錠」という部品がついた窓も防犯性が高いです。

窓をスライドして閉めただけで“カチッ”と施錠ができる窓。外から入る侵入者からは鍵の位置も見えません。たとえガラスが割られても、鍵の位置が分からず入るのが難しいでしょう。また、住人にとっても、「閉める＝施錠」ですから、鍵の締め忘れもなくなるのがメリットです。

二重窓や防犯ガラス

侵入者は「入るのに手間がかかる窓」を避ける傾向にあります。

内窓を取り付けると2重となるため、「侵入に時間がかかる」と侵入者にも敬遠される効果も期待できそうです。また、ガラスを割っても貫通しない強度を持つ防犯ガラスも防犯性はかなり高いです。

まとめ

古い窓ガラスは防犯性が低く、防犯対策として窓のリフォームをする人も多いです。

クレセント錠に補助錠がついたものや、窓を閉めたら施錠できる窓など、近年の窓はかなり防犯性が向上しています。「侵入者に簡単に入られないこと」が防犯性を高めることにつながるため、内窓も効果があります。しかも、断熱性も高まるので快適です。

ミスターデイクでも防犯面のご不安から窓リフォームをしたいというご相談をいただくことがあります。いろいろな窓がございますので、まずはお気軽にお問い合わせください。