[年末年始に]畳リフォームの方法3選
日本では昔から伝統的な床材としてなじみのある「畳」。
フローリングとは素材感も異なり、直に座ったり寝転がったりしやすい床材ですよね。落ち着いた雰囲気もあって、いまだに新築でも「和室がほしい」という方もいます。
そんな畳のリフォーム方法を3つご紹介していきます。
目次
ケース1:畳のメンテナンスをする
畳の表面は、年数が経つと日焼けにより変色し、歩くたびの摩擦により傷んできた風合いになってきます。
畳のメンテナンスには、「裏返し」「表替え」「交換」という主に3つの方法があります。
裏返し~既存の畳を裏返す
まだ2~4年程度しか経っていない畳なら、「裏返し」で綺麗になります。畳は両面使えるため、いったん剥がして綺麗な裏面を表にするのが「裏返し」です。
表替え~古くなった畳表を取り外して新しいものを張る
過去に「裏返し」でメンテナンスしたことがあるケース、新築から5~6年ほど経過したときの畳のメンテナンスなら「表替え」がおすすめです。畳の表面の“畳表”だけを剥がして撤去、新しい畳表にする方法です。
交換~古い畳を撤去して、新しい畳を入れる
前述の「裏返し」と「表替え」ができるときは、まだまだ“畳床”と言われる芯の部分は丈夫です。
ただ、長年経過すると、日焼け、湿気、ダニ、重い家具の負荷などでだんだん凹みや弾力性もなくなって劣化してきます。歩くとミシミシという音やフカフカ落ちるような感覚になっていれば、畳全体を交換する時期です。
また、畳を交換するときは、“へり”の色柄も変えてみてはいかがでしょうか。最近は、バリエーションも増えているので、カラフルでデザイン性の良いものを選ぶとお部屋の雰囲気が変わりそうですね。
ケース2:今風の畳を採用して“おしゃれ”に
日本の伝統美が感じられる、昔ながらの畳ももちろん素敵です。
ただ、現代風のお部屋にもマッチする、「色や形がお洒落な畳」もよく選ばれます。
特に、縁のない琉球畳などが人気です。琉球畳は、一般的な畳サイズの半分という、少しコンパクトな畳です。カラーバリエーションも豊富で、和風一色にならず、どこか“スタイリッシュ”で現代風。畳なのに、洋風なお部屋に仕上げることができます。
半畳サイズですから、異なる色を交互に置く…というように、並べ方でも空間を素敵に彩ることが可能です。
ケース3:畳からフローリングに
思い切って、畳の和室を洋室にするリフォームもおすすめです。
和室から洋室にすると、
・掃除がしやすくなる(掃除機やフローリングワイパーが使いやすい)
・重い家具も起きやすい(フローリングは畳よりも強度が高い)
・インテリアを選ばない(壁紙もおしゃれなものを選べる)
などのメリットがあります。
ただ、床材を畳からフローリングにしても、押し入れや扉が“和”を感じさせると中途半端な印象になるかもしれません。そこで、「押し入れをクローゼットに」「襖を引き戸に」というリフォームもおすすめです。山梨のミスターデイクにも「和室を洋室にしたい」というリフォームのご相談をよくいただきます。
まとめ
今回は、畳のリフォーム方法についてお伝えしました。
畳の裏返しや表替え、交換などで今までの和風の雰囲気を壊さずに“綺麗な畳”を手に入れる方法もありますが、今風の畳に交換してイメチェンできるリフォームもおすすめです。
琉球畳はサイズも小さめで縁がないのが特徴。カラーもたくさんあり、これまでの畳の和風なイメージから“洋”も取り入れられてお部屋の雰囲気もどこか華やかで明るくなります。敷き方によって、スタイリッシュやモダン、可愛らしさなどを演出できるのも魅力です。
また、畳からフローリングにするというリフォームも人気です。山梨のミスターデイクでも畳リフォームのご相談をお受けしています。畳を新しくしたら、壁紙や押し入れ、室内ドアの交換なども一緒に行えば、空間がまとまって素敵な雰囲気に仕上げられます。