1年の終わりにはお掃除でお家を綺麗に~年末に向けてやっておきたいお家のお手入れ
大切なお住まいのお手入れですが、忙しい毎日に追われると簡単に済ませがちですよね。特に、キッチンやお風呂、トイレなどは、汚れが蓄積しやすい場所。いつの間にか頑固な汚れになっていることもあります。
今回は、水回りを中心にお手入れについて詳しくお伝えします。
年末に向けて、ぜひとも“住まいのお手入れ”についてチェックしてみてくださいね。
キッチンのチェックポイント
まずは、キッチンについてです。
ワークトップやシンク
ワークトップやシンクは、「ステンレス」「人工大理石」といった素材の違いにあわせてお手入れをしましょう。もらい錆がつきやすい特徴を持つステンレス。日常の汚れは週1回程度、食器用の洗剤を使うだけでもOKです。
もし、錆やひどい汚れが気になるときは、「クリームクレンザー」「重曹」など使ってみましょう。
粉末クレンザーは粗い粒子によって傷がつきやすいため、使用はNGです。洗剤を使ったときは、水でしっかりと流してくださいね。
また、スチールたわしは傷の原因になるので使わないようにしましょう。
【加熱機器】
凹凸があるガスレンジは、結構油汚れに悩まされるものです。特に、鍋から溢れる調理中の煮汁、フライパン調理後の油などが五徳に頑固に付着しているケースも多いでしょう。こういった“こびりついてしまった汚れ”は、台所用の洗剤を使って水で浮かせながら丁寧に取り除くことが大事です。
また、フラットな表面のIHはふだんからお手入れしやすいです。ガスレンジよりも汚れが付着しづらいですが、やはり放置するほどに「焦げ付き」ます。調理後にサッと一拭きする習慣をおすすめします。
【換気扇やレンジフード】
油汚れが溜まりやすい換気扇、レンジフードは、月に1回は丁寧にお手入れしましょう。汚れが蓄積すると故障の原因にもなります。お手入れの際は、異常がないかもチェックすることが大事です。
また、古い換気扇はもしかしたら寿命がやって来ていることも。羽根の異常音があったらリフォームも視野に入れてみてくださいね。
トイレのチェックポイント
トイレは、基本的に日常的にお手入れできていれば、極端に頑固な汚れが締約することはあまりないでしょう。
ただ、汚れが跳ねたときに“尿成分”が空気中のガスと結合して“尿石”になると厄介です。尿石がこびりついて臭いの発生源になっていることもあります。悪臭とともに、なかなか落ちない頑固な汚れになるのでふだんからトイレ用シートなどで掃除をしましょう。
また、トイレが古く、すでに頑固な汚れになっているときは、新しい年に向けてトイレ交換リフォームもおすすめです。昔のトイレは床が板張りで、尿の成分が染み込んで沈着、臭いの発生はもちろん、床材が傷んでいることもあります。
クッションフロアのようにトイレシートでサッとお手入れしやすい素材なら、今後のお手入れもグッと楽になります。
お風呂のチェックポイント
湯垢はこびりつくと落ちづらいので、浴槽は日常的に洗う習慣にしましょう。
日々のお手入れのタイミングとしておすすめなのが浴槽内のお湯を捨てた直後です。まだほんのりと温かみがあるうち、お風呂用洗剤をスポンジにつけて優しく丁寧に洗うと汚れが落としやすいです。最後は、洗剤が残らないように、丁寧に水で流しましょう。
クレンザーやたわしを使うと傷がつくのでNGです。浴室用の洗剤、素材に合わせたスポンジを使い、浴槽の素材を傷つけないように注意してくださいね。
そして、ついお手入れをサボりがちなのが「風呂フタ」ではないでしょうか。シャッター式や折り畳み式などの風呂フタがありますが、いずれにしても凹凸の部分にぬるぬるやカビが発生しやすいです。「浴室用の洗剤+柔らかめのスポンジ」で汚れを落とし、風通しのよいところで乾燥させることも忘れずに…。
また、水垢や人間の皮脂で意外と汚れやすいのが風呂釜。月イチくらいを目途に洗浄剤でしっかりと掃除しましょう。洗剤を選ぶときは、「1つ穴」「2つ穴」に注意することも大事です。浴室のメーカーによって推奨される洗浄剤もあるため、まずは取扱説明書をチェックしてみましょう。
まとめ
今回ご紹介した、キッチン・トイレ・お風呂は毎日使うお住まいにとって大切な場所です。
日常的にお手入れをしているという方、ちょっと忙しくてサボってしまうという方、いずれにしても年が終わる年末に向けて、頑固な汚れがないかチェックしてみませんか。
山梨のミスターデイクにも、掃除中に不具合を見つけてリフォームのきっかけになったというお客様もいらっしゃいます。特に、水回りは毎日のように使う場所なので、年末年始に向けて急にトラブルが起こると慌てますよね。
まだ使えるように見えても長年使っていると性能が劣ってしまっていることも多いです。
掃除中に「素材にひび割れ・亀裂があった」「いつもと違う音がする」など気になる箇所があったら、山梨のミスターデイクまでお気軽にご相談ください。