【山梨×リフォーム】洗面化粧台「曇りにくい鏡」事情

こんにちは。

今回は洗面化粧台の鏡の「くもり止め」について書いてみたいと思います。

 

どうやって曇らなくするの?

先日①「洗面台の3面鏡の真ん中以外が曇るんだけど」②「これって電気(ヒーター)で曇らなくしてるんでしょ?ちゃんと機能してるの?」とご相談がありました。

ちなみに、その商品(洗面台)の鏡はLIXILの「くもり止めコート」というもの。

では上記ご質問の答えですが

質問①3面鏡の真ん中以外曇る

それもそのはず3面鏡の場合は真ん中だけに「くもり止めコート」を施してあります。

よって「真ん中の鏡は曇らない」すなわち「くもり止めコート」が正常に機能してるという事です。

質問②ヒーターで曇り止めをしてる

LIXILの「くもり止めコート」は電気(ヒーター)を使わずに“曇りにくくなる”素材をコーティング(塗る)によって曇り止めをしています。

 

といったわけで御問合頂いた鏡の曇り止めに問題はありませんでした。

各メーカーの曇り止めコーティング

それでは各メーカーでどの様な「曇り止めコーティング」があるでしょうか。

前記の「LIXIL」及び水回り商品の代表格「TOTO」の2大メーカーの商品を見てみたいと思います。

まずは

くもり止めコート(LIXIL)

先程も紹介しましたLIXIL(リクシル)の「くもり止めコート」です。

鏡の表面に樹脂(プラスチック)膜をコーティングして曇りをおさえます。

仕組みとしては・・・

 

・従来の鏡:水蒸気が付着して光が散乱して曇る。

 

・くもり止めコート:①水蒸気を“くもり止めコート”が吸収(光が散乱しにくい)→曇らない。②水分飽和後(吸収した水蒸気でコート内が飽和状態→パンパン(?)になっても表面の水膜で曇らない。

 

・・・らしいです。

お次は

エコミラー(TOTO)

こちらも鏡表面にコーティングが施してあります(「柔らかいコーティング」と表現されてます)。

その仕組みも全く同じで・・・

 

①初期吸水:コーティングに水蒸気を吸収して曇りにくくする。

 

②吸水+水膜形成:(コーティング内が)満水になると水膜ができ曇りにくくする。

 

・・・だそうです。

 

といったわけで「洗面台の“曇りにくい鏡”事情」でした。

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