【山梨×リフォーム】屋根材の重さについて

こんにちは。

今回はお家の屋根材(屋根の素材)について書いてみたいと思います。

屋根の種類

先日「屋根の葺き替えをしたい(新しいものに取替えたい)」と御問合せがありました。

その際に「屋根材を何にするか」「現在と同じものにするか」「はたまた違うものにするか」などなどお悩みで特に「重さ」について気になされてるようでした。

といったわけで「屋根材の重さ」に焦点をあててみようと思い立ちました。

と、その前に屋根材の代表的な3種類について(簡単に)見て行きたいと思います。

①瓦(かわら)

やっぱり「屋根といえば瓦」というイメージがあります(まぁ実際には住宅屋根材の主流は他の素材になってますが)。

中でも代名詞的存在が「粘土瓦(ねんどがわら)」ではないでしょうか。

その名のとおり「粘土を成形して焼き固めた瓦」で塗装の必要が無く耐水性・防水性に優れているといった特徴があります。

他にセメントを主成分とした「セメント瓦」も多く見受けられます(こちらは塗装の必要あり)。

②スレート

スレートとは「セメントに繊維を混ぜて(板状に)成形した厚さ5mm程度の屋根材」の事。

スレート屋根は「日本の新築戸建で最も採用されている屋根材」で「比較的安価」なのも人気の理由かもしれません。

③ガルバリュウム鋼板

ガルバリュウム鋼板は「アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%で構成され表面をメッキ加工した屋根材」です。

金属製の屋根(トタンなど)の中ではシェアでトップになっています。

(金属素材としては)錆びにくく防水性・耐久性が高いのが特徴です。

屋根材選びのポイント

屋根を葺き替える(新しく交換する)場合「既存の(それまで使用していた)屋根材より重いものを選べない」とされています(それはなぜでしょう?)。

「建築に際し家は屋根の重さをもとに構造計算されてる為、既存のものより重い屋根材は使えない」という事。

すなわち比較的「軽い屋根」用の構造計算で建てられた家に「重い屋根」を葺き替えた場合に「その建物が屋根の重みに耐えられなくなる(のでは?)」と皆様想像できるのではないでしょうか。

よって「屋根材の重さ」は屋根のリフォーム工事にとって非常に大事なポイントというわけです。

どれが一番重い(軽い)?

では最後にどれが「重く」どれが「軽い」のかについてです。

なんとなく想像はつくかもしれませんが発表します。

上記3種類の屋根材で・・・

一番重いのが「瓦」!

中間が「スレート」!

一番軽いのが「ガルバリウム鋼板」でした!

 

以上「屋根材の重さについて」でした。

それではまた。

 

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