山梨県でも多発!給湯器詐欺のお話
最近、テレビでも取り上げられている“点検商法”。
屋根の雨漏りに関する被害について見聞きしたことがある方も多いのではないでしょうか。
実は屋根だけではなく、「給湯器の詐欺被害」も相次ぎ、国民生活センターが注意を呼び掛けています。
ここ山梨県でも給湯器詐欺の被害のお話や、被害に遭いそうになったという話を耳にするようになってきました。ミスターデイクでも、こういった話を聞いてご不安に感じた方から給湯器のご相談をお受けすることがあります。
今回は、詐欺の手口や被害にあわないためのポイントについてお話していきます。
目次
給湯器詐欺とは…?こんな手口に注意しよう
給湯器詐欺に関する消費生活センターへの相談件数は、最近急に増えてきました。よくある手口をご紹介していきます。
業者を装ってやって“突然”やって来る
詐欺手口で多いのがガス会社や給湯器メーカーを名乗るケースです。
「○○ガスから来ました」「○○(給湯器メーカー名)です」のように、お馴染みの名前を聞くとつい安心して話を聞いてしまいそうになりますよね。
「市からの委託で点検している」と言われるケースもあります。
詐欺業者の場合、「突然の訪問」という特徴があります。相談もしていないのに突然やって点検を持ちかける業者には注意が必要です。
また、事前に電話でアポを取るケースもあります。こちらもガス会社や給湯器メーカーを名乗り安心させて、後から訪問されるため注意しましょう。
無料だからと強引に点検をする
点検は無料と言われるのでつい気を許してしまう人もいます。
“突然の訪問”に加えて、“無料で点検”、そして“このまま使い続けると危険!”という流れで騙されることが多いようです。
毎日使う給湯器だからこそ、「点検したら危険だった」「今すぐ交換しないと大変」などと言われると不安が大きくなり、ついつい契約しそうになるかもしれません。
詐欺とは知らず工事依頼すると、
・極端に高額請求された
・手抜き工事された
・無資格者が工事したようだ
・工事後、正常に動作しない
などのトラブルが起こることもあります。
また、通常、本当の給湯器メーカーによる点検の場合、無料で行ってくれるわけではありません。メーカーによる違いはありますが、出張費などがかかるため、点検時に「無料」というワードには気をつけましょう。
給湯器詐欺にあわないためのポイント
次に給湯器詐欺にあわないためのポイントを見ていきましょう。
ユーザー登録している場合はハガキで点検通知が届く
通常、購入時にユーザー登録をしている場合、給湯器点検はメーカーから案内通知がきます。
そのうえで、点検日程を調整してからの訪問となるため、突然ふらりとやって来た業者には注意しましょう。
「危ない」と言われてもまずは落ちついて。即契約はしない
「すぐに交換が必要です!」と不安をあおるように言われると、ついついその場で契約してしまう人もいるようです。
詐欺業者のセールストークにのせられると不必要な工事をしてしまう可能性があるため注意しましょう。
一般的な寿命の頃に信頼できる業者に自分から点検依頼をする
給湯器は10年をめどに点検の目安と言われています。
特に不具合がなくても、点検や交換を見直す時期と言えるでしょう。
見知らぬ業者がやってくるまで点検を放置するのではなく、自分からタイミングを見極めながら、信頼できる業者に点検依頼をすることが大事です。
劣化しているなら早めに交換する
給湯器は「そろそろ寿命」という時期、あるいは「寿命を過ぎてしまっている」という時期には、急なトラブルを起こす可能性が高まります。
劣化しているだろうと思いつつもメンテナンスをせずに放っておくと、突然の故障することもあるでしょう。
故障らしき症状が出てから業者探しや機器の手配などすると、交換までに時間がかかるため生活に支障をきたしてしまいます。
それに、古く劣化したものは事故の危険もあるのです。寿命に差し掛かっていたり、劣化した症状があれば、交換を視野にいれた点検を早めに行うことが大事です。
まとめ
給湯器点検の詐欺を防ぐポイントは、「突然やって来た業者に気をつける」ということです。
押し売りのように給湯器を契約させられると、高額請求されたり、施工後に動作不良を起こすなどトラブルが潜んでいます。
山梨のミスターデイクでも給湯器のご相談をお受けしています。
「古い給湯器で不安」「詐欺にあわない前に自分で信頼できる業者に依頼したい」と思った方は、まずはお気軽にお問い合わせください。