[山梨×リフォーム]玄関スロープでケガのリスクを減らそう!メリットやポイントを解説
目次
はじめに
いつもご閲覧ありがとうございます。
毎日のように昇り降りする玄関アプローチの階段ですが「年齢とともに段差が怖くなる人」「子供が生まれて不便に感じる人」もいるのではないでしょうか。
たとえ数段の段差とはいえ、ちょっとしたつまずきで転倒しそうになるとヒヤッとしますよね。一般的に玄関の外はコンクリートや砂利などのケースも多く、転んで頭を強打すると大変です。
そんなときに注目したいのが、玄関スロープの設置です。
玄関スロープというと介護リフォームのイメージがあるかもしれませんが、どの世代でもおすすめのリフォームです。
玄関スロープを設置するメリット
まずは、スロープを設けるメリットについてです。
段差がなくなり転倒防止になる
玄関スロープの大きなメリットは「段差がなくなって転びづらい」という点です。介護で車いすが必要な場合は、段差がなければ通行がしやすくなります。
車いすを使うまでではないけれど、膝の曲げ伸ばしがしづらくなる高齢者にとって数段の段差は大変なものです。スロープなら膝にも負担が減るので、杖を使いながらゆったりしたペースで歩けるようになるでしょう。
ミスターデイクにも、玄関アプローチの階段をスロープにできないだろうかというご相談をいただくことがあります。お住まいの状況を見ながら、安心して通れるリフォームのご提案をいたします。お気軽にご相談ください。
子供も安心
玄関スロープは介護のイメージがあるかもしれませんが、どの世代にとっても安心感に繋がるものです。
大人ならなんでもない段差でも、身長の小さい子供にはそのひとつひとつが負担です。特に、玄関前に手摺がついていない場合、大人と一緒でないと子供は転倒するかもしれません。たとえ2,3段でも転ぶと頭を打つ可能性もあるため、危ないですよね。
スロープで緩い坂にできれば、小さな子供も安心して通れるようになります。ベビーカーでの出入りもスムーズです。
デメリットは“スペース”
介護スロープ設置のデメリットは、スペースです。
新築のときからスロープを付ける場合と違い、“後付け”は十分にスペースが確保できないケースもあるでしょう。
窮屈なスペースに無理やり作っても、使いにくいうえ、安全ではないこともあります。緩い勾配で誰でも通りやすくするためには、余裕のあるスペースが必要となってきます。
せっかく作るなら“安心・安全”にしたいですよね。勾配・向き・広さ・手摺などさまざまな観点から設計することが大切です。
介護目的なら介護保険の補助金も
介護認定を受けている人が設置する場合は、条件を満たしていることで補助金を受け取れるかもしれません。
「高齢で膝が悪くなってきた」「最近歩くのがやっと」というケースで玄関スロープを検討している場合でも、介護保険制度での認定を受けていなければ補助金対象外となってしまいます。詳しくは自治体の情報を確認することが大事です。
たとえば、甲府市では要支援や要介護者が「段差の解消」や「手摺の取付け」を行う際に条件を満たせば上限20万円の間で補助金が支給されることになっています。
玄関スロープを設置する際のポイント
玄関アプローチでは、タイルやコンクリート、石、レンガなどさまざまな素材が使われています。ただ、雨が降ったときに滑りやすい“タイル”や“レンガ”には注意しましょう。スロープには滑りづらい素材を選択することが重要です。
緩めの勾配で設置するのもポイントです。スロープの長さが短いほど勾配が急となります。急だと車いすなどの通行が不安となりますので注意しましょう。
また、安全に通るためには、手摺をつけると安心です。
まとめ~玄関スロープは全世代に優しいリフォーム
高齢になると膝が痛くて数段の段差さえもつまずくことがあります。それに、体の小さい子供にとっては掴まるところがないとバランスを崩しがちです。
玄関アプローチの階段は、意外にケガのリスクが高いところと言えるかもしれません。玄関先はコンクリートやタイルですから、万が一転倒して頭を打つのは怖いことですよね。玄関スロープは高齢者や車椅子のイメージがありますが、世代問わず安心感につながるリフォームです。緩やかな坂になっていれば高齢の方や子供も転倒リスクがおさえられます。
介護目的で玄関スロープをつけたいという人だけでなく、家族や来客が安全で通れるようにというお考えで検討する方もいらっしゃいます。
ミスターデイクでも玄関スロープのご相談をお受けしています。ご予算などご不安なことがあれば、何でもお問い合わせください。
